東京プロ2023の余韻がまだ抜けきれていない人、JAPAN PRO 2023が楽しみすぎの人、
プロ戦に触発され一層ボディメイクに精が出ている人、などなど
いろいろな想いを抱いている人がたくさんいると思います。
(※もちろん、僕自身も東京プロの余韻から覚めきれてない一人です笑)
今回は、そんな方々に向けて、国内の次回プロ戦"JAPAN PRO 2023"の新規情報についてまとめました。
ということで、今回は選手についての言及ではなく、
・あまり注目されにくいかもしれないジャッジ陣
・みんな大好きお金の話
について言及して行く内容となってますので、気になる方は最後まで読んでいってください!
JAPAN PRO について
FWJ(Fitness World Japan)が主催する、国内最大級のボディメイクプロショーになります。
IFBB系のプロショーとして日本初の大会が2018年に開催されました。
2018年の初開催時には、2018年、2020年、2021年オリンピアで3回の優勝を成し遂げている
ブランドン・ヘンドリクソンも参戦しています。(2022年はエリン・バンクスに敗れ2位)
その後、2019年、2021年、2022年と順調に歴史を重ね、今年も11月26日に開催が決定しました。
2020年はコロナの影響で中止、2021年は海外勢の参戦なし、と若干の寂しさがある数年を過ごしましたが、
昨年3年ぶりに海外勢が参戦し、久々の国際大会ということで大いに盛り上がりました。
今年のJAPAN PRO 2023も昨年に続き、海外勢が多く参戦すると予想されており、
寺島選手や田口選手などの一部選手は早くも参戦表明しています。
開催カテゴリーについて
JAPANPRO2023の開催カテゴリーは、ウィメンズビキニ・メンズフィジーク・オープンボディビル、の3カテゴリー。
メンズフィジーク
メンズフィジークは比較的新しいカテゴリーのボディビル競技です。
2012年、全米ボディビルディング&フィットネス連盟(NPC)と
インターナショナルフェデレーションオブボディビルディング&フィットネス(IFBB)が、
この新しいカテゴリー「メンズフィジーク」を導入すると、すぐに人気を博し、
多くの競技者がメンズフィジークに参加を始めました。
従来のボディビルに比べ、過度な筋肉質ではなく、健康的で均整の取れた体、
いわゆる「海が似合う体」を競技の目標として追求する部門になります。
メンズフィジークに関する新しい見解として、タイラーが動画を出しているので、併せてご確認ください!
ウィメンズビキニ
2010年、IFBBは、女性のボディビルディングとフィットネスの新しいカテゴリーとして「ウィメンズビキニ」を導入しました。
ウィメンズビキニは過度な筋肉質さよりも、健康的で女性らしい体を追求する競技として生まれました。
登場以来、ウィメンズビキニは急速に人気を博し、多くの大会やイベントで注目のカテゴリーとなっています。
現在、世界中で数多くの女性がこの競技カテゴリーで競っています。
正直、「評価がわかりにくい」という声も多く上がっているのが事実で、
筋トレ系のYouTuber達の動画を観ていても様々な意見が飛び交っております。
僕は、現地で見ても「すげー」としか言えず、違いがわからない男になってます…
オープンボディビル
フィットネス競技、といえば真っ先に思い浮かぶ部門はこの「オープンボディビル」なのではないでしょうか?
筋肉の大きさ、形状、定義、そして全体的なバランスを競うボディビルディングの主要カテゴリーです。
実は、ボディビルディングの起源は古く、古代ギリシャやインドでの肉体美の追求にまで遡ることができます。
しかし、いわゆる競技としてのオープンボディビルは、
20世紀初頭のアメリカでのフィジカルカルチャー運動と密接に関連しています。
1930年代には、最初のボディビルディング大会が開催されました。
1970年代には、アーノルド・シュワルツェネッガーをはじめとするスターが出現し、
ボディビルディングは大衆文化の一部となりました。
オープンボディビルは、その後も進化を続け、筋肉の大きさや定義を追求するトレンドが強まってきました。
現在も、このカテゴリーはボディビルディング界での花形競技として続いています。
昨年はもと212の選手だったハディ・チョーパンがミスターオリンピアに輝き、盛り上がりました!
賞金について
人間誰しもお金の話になるとすぐに興味が湧くと思います。(僕だけ?笑)
2023の大会は過去大会と比較してもビッグな大会になることがすでに判明してますので、
現在わかっている部分を見ていきましょう!
JAPAN PRO 2023の賞金総額が判明
総額60,000$、ということが判明してます。
3カテゴリー開催のため、各カテゴリー20,000$ずつ。
訂正
ボディビル30,000$、メンズフィジーク・ウィメンズビキニ各15000$でした。(2023.10.1追記)
おそらく、1位から10,000$、4,000$、3,000$、2,000$、1,000$、となるのではないかと思われます。
※違ったらまた追記修正いたします。
過去大会の賞金
これまでの大会は、東京プロ2022、JAPANPRO2022、東京プロ2023と連続で
1位から5,000$、2,000$、1,500$、1,000$、500$でした。
つまり、今大会では純粋に賞金金額が倍になっていることがわかります。
日本開催のプロ戦がそれだけ、世界的に評価される大きな大会になって来ている証拠でしょう。
衝撃のジャッジ陣について
正直、この記事で一番伝えたかったのがこのジャッジ陣についてです!笑
実は東京プロ2023の表彰式直前にこの動画が先行して会場で流れ、情報が解禁されてました。
とりあえず、何も言わずこの動画観てください!
演出がカッコ良すぎて鳥肌立ったのではないでしょうか?
僕はこれを大会会場で観た時、全身に鳥肌が立ちました笑
そう、毎年オリンピアでヘッドジャッジを務めているスティーブ・ワインバーガー氏がヘッドジャッジとして来日するのです!
しかも、今年はスケジュールの都合上、オリンピア2023が終わった直後。
何が言いたいかわかりますよね?
世界トップレベルの身体を評価し終えたばかりで、目が肥えた状態で来日するのです!
3名それぞれの Instagramもリンク貼っておきますので、フォローしてみてください。
Steve Weinverger(スティーブ・ワインバーガー)
「ミスターオリンピア」のヘッドジャッジ、これに尽きます。
世界一を決める大会のヘッドジャッジです。すごさ伝わりますよね・・・?
スティーブはボディビルディング業界での彼の経験と専門知識を活かし、
公正で一貫したジャッジングスタイルでオリンピアをはじめとする多くの大会で重要な役割を果たしてきました。
また、伝説的な女子ボディビルダーBev Francisの旦那でもあり、ニューヨークにある「ベヴ・フランシス・パワーハウスジム」というジムの共同オーナーです。
このジムはトップのボディビルダーやフィットネス愛好者が集まる場所として知られています。
Tyler Manion(タイラー・マニオン)
IFBBバイスプレジデントのタイラー・マニオン、実は20019年のJAPANPROでヘッドジャッジを務めていました。
(お恥ずかしながら、プロ戦を見だしたのが2022年からのため全然知りませんでした…)
そんな彼が、今年のJAPANPROに、ジャッジとして再来日します。
フィジークに関する評価基準の説明や、クラシックの体重制限についてなど、
最近よく目にするIFBBのお偉いさんが生で見れるチャンスです!
Étila Santiago(エティラ・サンティアゴ)
もとビキニ選手。
すみません、女性部門は全く詳しくないので、あまり余計なことは書かないでおきます…
詳しい方、ご教示いただけると嬉しいです!
タイラーマニオン氏と婚約されたようですね!
メインスポンサー
今大会のメインスポンサーは、寺島選手や岡田選手のスポンサーにもなっている、”VEATM(ビートム)”です!
東京プロ2023の寺島選手のサーフパンツめちゃくちゃカッコよかったですよね!
スポンサード選手(プロ選手)
寺島遼選手
昨年、JAPANPRO2022でプロデビューし、
東京プロ2023では圧巻の仕上がりでトップ4入りした、寺島遼選手。
東京プロ2023では、右のサーフパンツを着用して出場されてました。
(もちろん売り切れです…)
岡田涼平選手
寺島選手と同じく、昨年JAPANPRO2022でプロデビューした岡田選手も
VEATMのスポンサードを受けています。
東京プロ2023で着用していたのは右のサーフパンツ。
こちらもシンプルでかっこいいですよね!
JAPAN PRO 2022の結果
昨年の結果トップ5を載せておきます!
メンズフィジーク
順位 | 選手名 |
1位 | Jinbo Li選手 |
2位 | Renyi Xie選手 |
3位 | Farouq Ishimoto(石本ファルーク)選手 |
4位 | Chien-Hshin Chen選手 |
5位 | Ryohei Okada(岡田涼平)選手 |
ウィメンズビキニ
順位 | 選手名 |
1位 | Sally-Anne Kato(加藤サリアーン)選手 |
2位 | Asaka Kimura(木村麻華)選手 |
3位 | Cheuk Nam "Karen" Yuen選手 |
4位 | Heather Hei Man Kam選手 |
5位 | Kana Suzuki(鈴木かな)選手 |
ボディビル212
順位 | 選手名 |
1位 | Sung Yeop Jang選手 |
2位 | Peter Molnar選手 |
3位 | David Henry選手 |
4位 | Hong Kiju選手 |
5位 | Kentaro Kuramochi(倉持健太郎)選手 |
2023注目選手
では、各カテゴリーの今年の注目選手は?となると思いますが、こちらはすみません。
まだ情報が全然ないため、判明次第追記していこうと思います!
メンズフィジーク
田口淳平選手
国内大会は、東京プロ2022以来、約1年半ぶりの参戦!
前回は「まだナチュラル」と含みをもたせた言い方をしていましたが、
今年の東京プロ2023で見かけた際には、絶対に1年半前より大きくなってる!!
多くのトレーニーから、「なりたい身体は田口さん」と言われる
田口選手のニューボディにすでに期待が膨らんでおります!笑
寺島遼選手
ウィメンズビキニ
新規情報があり次第追記します。
オープンボディビル
新規情報があり次第追記します。
まとめ
今回は、大会そのものについてや選手の紹介、というよりは、
「ビッグネームのジャッジが来ます」と「賞金が倍になりました」というコアなファン向けの内容でした。
情報はまだ全然ありませんが、それでも気がつけばもうあと2ヶ月ほどに迫っているため、
これからどんどん参加選手も判明していくと思います!
次回大会、楽しみに待ちましょう〜!
それではまた次の記事で!